MPC ONEは7インチのタッチスクリーンディスプレイで、ハンドジェスチャーでサンプルを編集し、トリミングすることができます。

また、ノブやタッチキーが搭載されているため、メニューに目を通す必要がありません。

MPC Oneは、USB・MIDI IN・CV/Gate・1/4 ラインレベルのオーディオ入力が可能です。

USBとSDカードスロットを搭載しているので、音楽の保存、転送、共有が可能です。


よくあるご質問



MPC Oneのシステムスペック

MPC Oneは、1.8GHzクアッドコアプロセッサと2GBのRAMを搭載しています。

MPC Oneの内部ストレージ容量は4Gbです。

そのうちの2Gbは予め内蔵されているサウンドに割り当てられており、残りの2Gbにて他のサウンドを使用することができます。

USBポートやSDスロットを使って、ストレージを追加することができます。


MPC OneのOS対応状況

MPC Oneは、Windows 10およびMac OS X 10.13以上での使用に対応しています。

MPC OneをMPC Softwareのコントローラーとして使用する場合、ドライバーのダウンロードが必要です。


MPC One対応のMPC2.0のバージョンについて

MPC Oneは、現在最新バージョンであるMPC Software 2.11.12に対応しています。


ディスプレイについて

MPC Oneは、7インチ(5.9インチ×3.7インチ)のフルカラー、マルチタッチディスプレイ(解像度1280x800、アスペクト比16:10)を搭載しています。

タッチ操作だけでなく、ピンチ操作による拡大・縮小、ダブルタップによる詳細設定など、様々なタッチジェスチャーに対応しています。


ストレージについて

MPC Oneの内部ストレージ容量は4Gbです。

そのうちの2Gbは予め内蔵されているサウンドに割り当てられており、残りの2Gbにて他のサウンドを使用することができます。

また、USBポートやSDスロットを使って、ストレージを追加することができます。


外部ストレージの対応について

MPC Oneは、全てののUSBメモリーと標準的なSD、SDHC、SDXCカードに対応しています。

USBメモリーについてはドライブの容量に制限はありませんが、SDカードは最大2TBのサイズまでサポートされています。

なお、外付けドライブに関しては、exFATでのフォーマットを推奨します。


バッテリーについて

MPC Oneはバッテリーを搭載していないため、付属の電源アダプターでコンセントに接続する必要があります。

(電源規格:19 V・3.42A・センタープラス)


付属ソフトウェアについて

 MPC ONE付属ソフト一覧

  • MPC 2.0 Software
  • The Vault 2.0
  • MPC 2.0 Clip Launch Pack
  • Essential Instruments 2
  • MPC 2.0 Demo Projects
  • MPC 2.0 Deep House
  • MPC 2.0 Drum N Bass
  • MPC 2.0 EDM & Future House
  • MPC 2.0 Tech House
  • AIR Loom
  • AIR Vacuum Pro
  • AIR Velvet
  • AIR Xpand!2
  • AIR Mini Grand
  • AIR DB-33
  • AIR theRiser
  • AIR FX Collection Classic
  • SONiVOX Session Drums
  • The Bank
  • The 809
  • The Noise
  • The Wub
  • Hybrid 3

付属ソフトウェアは、MPC Oneを製品登録した後にダウンロードできるようになります。

※現在互換性のないソフト(The Bank、The 809、The Noise、The Wub)もDL可能となっておりますが、

 OSの切り戻し等を実施しないとご使用いただけません。予めご了承くださいませ。

※上記の内容は予告なく変更する場合があります。


登録方法とコンテンツのダウンロード方法については、こちらのガイドをご覧ください:

オーディオトラック録音について

スタンドアローンモードでは、最大8つのオーディオトラックが使用可能です。

MPC Softwareをコントローラーモードで使用する場合はオーディオトラックの制限はありません

※PCのマシンパワーに依存します。

MIDIトラックのロードについて

MPC Oneはスタンドアローンモードでシーケンスごとに最大128のMIDIトラックをロードすることができます。

MIDIトラックはMIDIデータのみで構成され、オーディオデータはありません。

このトラックは、プログラム(ドラム、キーグループ、プラグイン等)を使用して音を出します。

一般的なDAWとは異なり、各MIDIトラックはシーケンスの中に格納されます。

この利点は、すべてのシーケンスで空のトラックや不要なトラックを管理する必要がなく、

各シーケンスの中で使用したいトラックだけを含んでいます。


マルチティンバー(複数音源の同時発音)について

MPC Oneは2.8ファームウェアアップデートにより、マルチMIDIコントロールに対応しました。

マルチMIDIコントロールは、最大32台のクラスコンプライアントUSBキーボード、MIDIインターフェース、USB to CVモジュールを同時に接続することができ、I/O性能を大幅に向上させることができます。

マルチMIDIコントロールについては下記をご参照ください。


USB MIDIコントローラーについて

MPC OneのUSBポートは、ファイル転送・追加ストレージ・USB MIDIコントローラの入力等様々な用途に使用できます。

ファームウェアv2.8以上のMPC Oneは最大32個のクラスコンプライアント対応MIDIコントローラを接続することができます。

また、電源付きUSBハブをOneのUSB接続することで、USB I/Oを最大32個のMIDIポートまで拡張することができます。


別途作成したプロジェクトをMPC Oneで読み込めますか?

MPC Oneは、旧バージョンのソフトウェアや古いMPCで作成されたプロジェクト、プログラム、およびシーケンスを認識します。

※インポートする際に、自動的に最新のフォーマットに変換します。


スタンドアローンでプロジェクトを実行する場合とMPC2.0ソフトウェアで実行する場合の違いについて

主な違いはサードパーティのVSTサポートになります。

MPC Software2.0は64ビットVSTおよびAUプラグインをサポートしていますが、MPC Oneをスタンドアローンで使用する場合、上記のプラグインを使用することはできません。


MPC Oneの入出力について

MPC Oneの入出力接続は以下のとおりです:

  • (2) 1/4” (6.35 mm) TRS inputs (1 stereo pair)
  • (2) 1/4” (6.35 mm) TRS outputs (1 stereo pair)
  • (1) 1/8” (3.5 mm) stereo headphone output
  • (1) 5-pin MIDI input
  • (1) 5-pin MIDI output
  • (4) 4 TRS CV/Gate Jacks, 8 Outputs Total using a Y-cable
  • (1) USB Type-A port
  • (1) USB Type-B port
  • (1) SD Card slot
  • (1) Power Adapter input


MPC Oneをコントローラーモードにしたまま、内蔵ドライブにアクセスできますか?

MPC Oneがコントローラーモードの場合、内蔵ドライブにアクセスすることはできません。

代わりにMPCのブラウザーにはコンピュータのハードドライブが表示されます。

この為、MPC Oneのファクトリーコンテンツや追加エクスパンション、プラグインはすべてAkaiアカウントからコンピュータに直接ダウンロードすることができます。

外部ストレージデバイス(USBまたはSD)を使用して、ファイルやプロジェクトをMPC Oneからコンピュータに直接転送します。


内蔵ストレージに直接コンテンツを転送することは可能ですか?

すべてのコンテンツはMPC Oneの内部ストレージに転送する前に、USBドライブまたはSDカードに保存する必要があります。

内部ドライブは、コンピュータに接続されても使用可能なドライブとして表示されません。


MPC Oneは古いファイル形式に対応していますか?

MPC5000、MPC4000、MPC3000、MPC2500/2500XL、MPC1000、MPC500のような以前のバージョンのMPCやハードウェアMPCからのプロジェクト、プログラム、シーケンスと互換性があります。

なお、主に以下のファイルタイプをサポートしています。

.AKP、.ALL、.IPT、.PGM、.PRJ、. snd、.mid、.seq、. APS、.50k、.50s


MPC Expansion Packや他社製のサンプルをMPC Oneに追加でインポートすることはできますか?

MPC Expansionsとサードパーティーのサンプルパックは、外部ストレージを介してスタンドアローンにインポートすることができます。

外部ストレージをMPC Oneに接続すると、ブラウザからExpansionsやサンプルパックにアクセスできるようになります。

詳細は下記をご参照くださいませ。

注意:MPC Oneはコントローラーモードで接続されている場合、外付けドライブをデスクトップにマウントしません。

外部ドライブに拡張をエクスポートするには、ストレージデバイスをコンピュータの利用可能なポートに直接接続してください。


どのようなサンプルフォーマットに対応していますか?

MPC Oneは、以下のサンプルフォーマットに対応しています:

  • AIF/AIFF
  • FLAC
  • MP3
  • OGG
  • WAV

MPC Oneの録音解像度は?

スタンドアローンモードでの最大録音解像度は24ビット、44.1kHzです。

コントローラーモードでMPC Oneを使用する場合、録音解像度は24ビット96kHzまで設定可能です。


マイクを接続することはできますか?

MPC Oneはマイクプリアンプが内蔵されていないので、入力されるマイク信号を増幅することができません。

マイクをマイクプリアンプ付きのミキサーに接続し、ミキサーのライン出力をMPC Oneのライン入力に接続する事で対応可能です。


他のチュートリアルについて

MPC Oneの機能と特徴にフォーカスした一連のビデオチュートリアルを作成しましたので、すぐにワークフローをマスターすることができます。

MPC Beats Academyのチャンネルはこちらからご覧ください:


付記