Looperboardは、4つのオーディオまたはMIDIトラックを同時にレコーディングできるパワフルなデバイスです。MIDIを扱う場合、当然のことながら、多くのユーザーはハードウェア・ドラムマシンやアルペジエーター、またはDAW等、すべてのBPMを同期させたいと思うでしょう。この記事では、外部MIDIクロックを使用するために必要なセットアップの変更について説明します。
セットアップ
LooperboardをMIDIクロック搭載機器にセットアップするには、USB Aポートまたは本体背面のMIDI 5ピン接続のいずれかを使用します。Global SettingのMidiタブをタップし、クロック・ソースを5ピンまたはUSBから選択し、Midi Clock Syncをオンにします。また、クロック・スタート・メッセージを受信できるようにExternal Midi Controlをオンにし、LooperboardのMidi Output経由で他のデバイスにクロックを送りたい場合はMidi Thruをオンにします。
注意点: 大半のデバイスではMIDIチャンネルをOmniに設定すれば問題ありませんが、トランスポートコントロール用に特定のチャンネルを設定する必要があるデバイスもあります。HUIコントロールがある場合は、その機器のセットアップガイドを参照してください。
録音開始
Looperboardにとって、外部デバイスにクロックをコントロールさせるということは、クロックの機能がその外部クロックソースに委ねられるということです。そのため、フットスイッチでクロックをスタートさせることができず、レコーディングをスタートさせることができません。マニュアルに記載されているように、この現象が発生すると赤いライトが点滅します。レコーディングを足元からコントロールしたい場合は、MIDIフットスイッチ・コントローラーをクロック・ソースに接続し、そのソースのMIDIクロックをスタートさせるCCメッセージを送信することで、Looperboardのレコーディングをスタートさせることができます。このCCメッセージについては、外部デバイスによって異なりますので、お使いのデバイスの各メーカーにお問い合わせください。
LooperboardのMidi Clock機能に問題がある場合は、上部の新規サポートチケットボタンからサポートチームまでご連絡ください。