このガイドでは、DAWからプログラムチェンジを送信する方法を説明します。これにより、楽曲のアレンジ作業中に、異なるリグへの切り替えを自動化できます。例えば、バースにはRig1、フックにはRig2を使用するといった具合です。
目次
PrimeでMIDIプログラムチェンジを受信するための設定
1. MIDIケーブルにてPrimeのMIDI INとMIDIインターフェースのMIDI OUTに接続します。ここではCME U6 MIDI PROというインターフェースを使用します。
2. Primeで Global Settings > MIDI に移動し、Recv の Prog Change がハイライト表示されていることを確認します。
3. Rig に適切なラベルを付けます。ここでは、仮に Rig1 と Rig2 というラベルを付けます。
4. Hardware Assign アイコンをクリックします。
5. MIDI PROG 番号を調整します。
Logic ProでMIDIプログラムチェンジを送信する
1. Logic Proを起動し、External MIDI Instrument を作成します。
2. MIDI Destination (MIDIの出力先) が正しいポートに設定されていることを確認します。ここでは、CME U6 MIDI ProのMIDI OUTのポート1を使用しています。
3. MIDI リージョンを作成するには、リスト・エディターをクリックするか、D キーを押して自動的に開きます。
4. Progr. Change を選択し、+ キーを押してプログラムチェンジ・イベントを挿入します(これにより、アレンジメント内の再生ヘッドの位置に合わせてイベントが配置されます。再生ヘッドが1小節目にあるのがわかります)。
5. リグに合わせて、Length/Info のドロップダウン・メニューを調整します。「0 Grand Piano」はRig 1(MIDI PROG 1)と同じ値になり、「1 Bright Piano」はRig 2(MIDI PROG 2)と同じ値になります。
6. 再生ヘッドを1 3 1 小節に移動し、もう一度+ キーを押してイベントを追加します。このイベントには、PrimeのリグをRig1からRig2に切り替える「1 Bright Piano」があります。
Ableton Live で MIDI プログラムチェンジを送信する
1. Ableton を起動し、MIDI トラックを設定します。
2. MIDI To を MIDI インターフェースの出力ポートに設定します。
3. MIDIクリップを追加します。
4. スクリーンショットの左下にあるクリップ設定で、Launch のドロップダウン・メニューをクリックし、リグに合わせて Pgm を調整します。
5. ここでは最初の MIDIクリップで Pgm を 1 に設定しました。これは Prime の Rig1 に相当します。
6. 2 番目の MIDIクリップでは、Pgm を 2 に設定しており、これは Prime の Rig2 に相当します。
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