SoundSwitch & Engine Lighting |OmniSource の活用


Engine DJ 4.6 と Serato DJ Pro 4.0.3 のリリースにより、対応する Engine DJ ハードウェアのユーザーは OmniSource を利用できるようになりました。OmniSource は、デッキごとに動的にソースを制御できる強力な機能で、同一のパフォーマンスサーフェス上で Engine OS と Serato DJ Pro を同時に活用することを可能にします。

これらの構成で SoundSwitch および Engine Lighting を併用する場合、DMX 信号経路を正しく設定することが重要です。これにより、両方のパフォーマンスインターフェイス間でのライトショーのモジュール性(再利用性・拡張性)を最大化できます。本ガイドでは、そのための基本的な手順と考え方を解説します。

目次



DMX インターフェイスと信号経路はどのように設定すればよいですか?

OmniSource を用いた構成でライティングをルーティングする際に理解しておくべき重要なポイントは、Engine OS と Serato の両方が、それぞれ個別の DMX インターフェイス接続を必要とするという点です。

これは、Control One のような デュアル USB 対応デバイスを使用する場合でも、2 台の独立した DMX インターフェイスを使用する場合でも同様です。

1 つのインターフェイスだけを使用した状態では、手動でインターフェイスや DMX 接続をコンピューターと OmniSource 対応コントローラーの間で切り替えない限り、Engine OS で自動生成されたライトショーと Serato で自動生成されたライトショーを同時に実行することはできません。


以下では、

・単一インターフェイス構成

・デュアルインターフェイス構成

の両方を、より直感的に設定するための方法を解説します。


Control One を使用したセットアップ




Control One に搭載されている USB 出力の切り替え機能は、ソースをシームレスに切り替えるうえで最も優れた選択肢です。

また、追加の DMX インターフェイスを使用せずに、Engine Lighting と SoundSwitch Desktop の両方で自動スクリプト(autoscripted)トラックを同一のパフォーマンス環境で活用できる唯一のデバイスでもあります。

ただし、この構成は高度であり、Engine および Serato のライブラリ管理、そして SoundSwitch のソースルーティングについて十分な理解が必要ですのでご注意ください。


以下の手順に従って、プロジェクトを準備し読み込んでください。


  1. SoundSwitch Desktop でプロジェクトを準備し、Serato DJ Pro ライブラリ内の目的の楽曲を自動スクリプトします。

  2. Serato ライブラリを Engine Desktop にインポートします。これにより、オートスクリプトに必要な SoundSwitch_ID メタデータが Engine 側に反映されます。
  3. Sync Manager を使用して、Engine DJ ハードウェアで使用するソースドライブにプロジェクトやプレイリストを同期(Sync)します。: Rane SYSTEM ONE | Engine Lighting入門 : inMusic Support 

  4. ソースドライブを Engine ハードウェアに接続し、上の図に従って USB1 と USB2 へケーブルをルーティングします。


これで、Control One から Engine Lighting と Serato の両方でオートスクリプトを使用できる状態になります。

アクティブデッキで使用しているソースに応じて、Control One の USB1/USB2 を切り替えるだけで、Engine Lighting と Serato の間を簡単に切り替えられます。


注意:この構成では、Engine Lighting と Serato DJ Pro が直接連携していないため、クロスフェーダーを使用したミックスに対するライトショーの反応が制限されます。

そのため、このセットアップでは、Fader Preference(フェーダー設定)を “Upfader Only” に設定することを強くおすすめします。



サードパーティ製 DMX A/B スイッチャーを用いたデュアルインターフェイス構成の活用


OmniSource を使用した構成における SoundSwitch の現時点での制約として、Serato DJ Pro と Engine Lighting の間で DMX 情報を直接やり取りすることができないという点があります。

そのため、サードパーティ製の追加ハードウェアを用いない場合、デュアルインターフェイス構成では以下のいずれかが必要になります。

・メインの DMX ケーブルを、どちらのソースデバイスに接続するインターフェイスへつなぐかを手動で切り替える

・2 つの同一構成 DMX ライティングリグを用意し、それぞれ別々にソースデバイスへルーティングする

こうした手間は実際の運用では大きな負担となり得ます。


この問題は、両方のソースデバイスからの DMX メインラインを A/B スイッチャーへ接続し、DMX ソースの切り替えをスイッチ操作で行うことで解決できます。

この構成では、次のように運用できます。


・スイッチャー側に 1 系統の DMX デイジーチェーンを接続する

・OmniSource を使って Engine OS と Serato を併用する際は、

スイッチ操作で DMX 信号の入力元(コンピューター or Engine DJ ハードウェア)を切り替える


この状態では、SoundSwitch Desktop と Engine Lighting の両方を同時に起動し、

それぞれに 2 台の DMX インターフェイス(例:DMX Micro ×2、または DMX Micro + Control One) を接続して使用します。

たとえば:

・Serato でトラックを読み込み、OmniSource で Serato 側のデッキを使用する場合

→ スイッチャーを コンピューター側の DMX ルートへ切り替える

・Engine OS 側でプレイする場合

→ スイッチャーを Engine ハードウェア側の DMX ルートへ切り替える



このように、DMX ソースを必要に応じてトグルするだけで運用できます。

その他のプロジェクト準備手順は、前述した Control One を使用した方法と基本的に同じです。

唯一の違いは、切り替えの軸が Control One の USB 切り替えではなく、

サードパーティ製 DMX A/B スイッチャーによる DMX 切り替えになる点です。



ご不明な点がある場合は、soundswitch.com/support までお気軽にお問い合わせください。サポートチームがご案内いたします。

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